UNIST(蔚山科学技術院)での学術交流学期では、人間工学的要素・環境・バイオテクノロジーにまたがる応用データサイエンス/機械学習に取り組み、発展的な講義と実践的プロジェクトを組み合わせて学修しました。
大学名
期間
2023.02 - 2023.06
分野
情報工学科
感性工学、環境データ解析、酵素構造予測の各プロジェクトに取り組みました。感性評価のモデリング、環境データにおけるパターンやトレンドの把握、酵素構造を予測する計算的アプローチの検討といった、手法を実課題へ接続することが目的でした。
データ前処理や特徴量準備を行い、講義内容に沿ったMATLABでのディープラーニング演習やバイオテック向けのMLパイプラインを実装しました。各プロジェクトでは、データセットの整理、評価手順の設計、ベースライン手法の比較、結果のレポート/発表を担当。関連文献の読解により、指標選定や検証設計の妥当性を裏づけました。
異種領域(感性データ・環境計測・生化学情報)にまたがるため、正規化と一貫した評価設計が不可欠でした。場所によってはデータ量の制約/不均衡があり、検証計画の工夫が求められました。計算時間と講義の両立のため、実験計画の明確化と簡潔なドキュメント整備にも注力しました。
各領域での手法の振る舞いを明らかにする再現可能な比較検証と整理された分析資料を作成しました。上級統計学、MATLABによるディープラーニング、バイオテック向けMLの基礎を強化するとともに、講義内容を小さく検証可能な成果物へと落とし込む力が高まりました。





